京都・同和「裏」行政を読んだ
京都・同和「裏」行政 現役市会議員が見た「虚構」と「真実」 (講談社+α新書)
- 作者: 村山祥栄
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2014/03/14
- メディア: Kindle版
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京都市出身じゃない僕でも、京都市にあるそういう地区はいくつか知っている。
なぜかわからないけど知っている、でも今どんな問題があるのかはよく知らない。
そんなこんなで、ずっと気になって Amazon のほしいものリストに入っていたんだけど、最近話題に出てきたので読んでみた。
内容が少し古いんだけど、書かれた当時、同和特措法が終結しているけど、実際はまだ終わってないよっていうお話。
本の中で京都市が行っている崇仁地区の土地の買い上げの遅れが指摘してあったんだけど、このあたりの一括買い上げは、京都市立芸術大学の移転のための土地だったのかなと思いながら読んでいた。*1
本を読んでの総じての感想は、特別扱いが同和意識を生んでいるかなというところだ。
その点、著者の中立的な意見、行動がすばらしなと思える本だった。
参考サイト
*1:後から調べてみると、本で紹介してあった買い上げ場所と、市立芸大の移転先が若干違っていた。